2025/10/29
品質をまもる
リード文
小牧工場では定期的な品質会議を行い、現場の意識の向上を図るとともに、
検査機やカメラといった最先端機器を駆使することで、
お客様に安心していただける品質とクオリティを保っています。
品質方針
1.顧客のニーズと期待、および法規制などの要求事項を把握し、安心と満足のいく商品群を常に提供し続けます。
2.さらに顧客満足を達成すべく継続的に改善していきます。
3.品質方針を達成するために品質目標を設定し、随時この見直しを行います。
4.品質方針が常に適切であり続けるように私が見直しを行います
代表取締役社長 江 端 茂 義
コレクトアイSIS(あおり検査機)
印刷工程にて刷り始めと刷り終わりに、
マスターデータと印刷用紙に差異がないか比較検査を行います。
ピンホール、インク汚れ、かすれ、欠けなどを検出します。
検査カメラ
各生産機に検査カメラを設置しています。
印刷工程ではピンホールなどの検出、トムソン工程では抜き位置の見当ずれ、
製函工程では折れや、糊が正しく付いているかの確認を行います。
ブランクス検査機
トムソン後の製品を1枚1枚検査し、ピンホールや汚れをはじめとする
不良を検出することができます。化粧品や医薬品のパッケージなど、
より繊細さが求められる製品においてお客様からの希望で実施します。
加工・検品
人の目と人の手によって製品の検品を行う部門です。
また、機械貼りができない製品の手貼り加工や、袋詰めといった
内職作業もここで行います。
製品ごとのチェックシート
お客様へ品質を保証するため、全工程において
チェックシートへ製造過程を記録しています。
これにより、不良が発生した際に迅速な原因究明と、
同じことを起こさないための対策をすることができます。
場内カメラの設置
各機械のデリバリー側をはじめ、場内にカメラを設置することで、
より正確なトレーサビリティを可能にしています。
工場内の清潔を保つ
工場内部は常に清潔に保っています。
入場時にはエアシャワーを設置し、全工程における帽子の着用を徹底。
さらに製函部門、加工検品部門は製品に直接触れる工程になるため、手首・足首の裾を絞った作業服と手袋の着用を義務づけています。
工場内の空調設備
紙は乾燥により収縮したり、湿度が高ければ水分を含んで膨張します。
この収縮・膨張は製品の精度にも関わるため、場内では空調管理を行っております。
一級技能検定
印刷現場では実務経験を積んだ後、国家資格である技能士の資格試験を受けます。
大信印刷の印刷機長は全員、一級印刷技能士の資格を所有しております。
大信印刷の品質を支える工場内の機械や設備、多様な検査機能を紹介してきたが、
どんなに最新の機械を導入しようとも、
やはりそれを扱う職人の技術と製品に対する情熱がなければ品質は保たれない。
そこで今回は「機械×職人=品質」をテーマに、製造部 部長 藪さんにお話を伺った。
ー 藪さんが入社されたのは1998年とのことですが、その当時の職人さんの様子は?
当時はまさに職人技の印刷ばっかりだった。自動化が全然なかったから、一個一個ねじを締めながら手で版を機械に装着したりとか。インキもほぼ手で練ってたから、色を見るのはまさに職人技。自分が練った色が見本とあっているのか、違っていたら何色をどのくらい入れればいいのかを、みんな自分の頭で計算してやってた。
ー 今の職人さんたちも、その工程は通る?
うちは印刷機の機長は全員、印刷技能検定の1級を持っているんだけど。その前段階となる技能検定の2級を受けるとなると、調肉の技術が必要になるので練習する。印刷の肝となる職人技は継承できるように、業務の中でも話をしたりしてるよ。一番は調肉、あとは色を見る力。人によって色の捉え方が違うから、通常の業務をしながら言葉で伝えたり、逆にどう思うか訪ねてみたりして。実務の中でしか教えることができないから仕事中は色の話や印刷の話をよくするようにしてる。印刷立ち合いでお客様に印刷のことを説明して理解いただかなきゃいけない場面もあるから、職人は技術的な話もできるようにしている。
ー 品質を保つためにやっていることは?
定期的に品質会議があって、印刷部門・製函部門・プリプレス部門の全員で失敗例と成功例を共有してる。やっぱりものを作っている以上はトラブルや不良が出るんだけど、その不良が起きた時の状況説明や、ここを印刷中に直したらよくなりましたとか、この手順が間違ってましたとか発表してもらって、同じことを繰り返さないようにしよう、ということをやってる。あとは工場内を整えること。同業の方に見学に来てもらうこともあるけど、まず言われるのは「工場内がきれいですね」ってこと。掃除だけじゃなくて、機械とか工具とかが丁寧に使われているということは、印刷技術もしっかり管理されてますねってことはよく褒められるかな。
ー 人の目や手が加わる一番のポイントは?
印刷なら最初の色合わせ。いかにスタートの時にいいものを作るのか。見本と比較して90点でスタートすれば上下の振れ幅って、良くなれば100点だし、悪くなっても80点だよね。それを、これぐらいでいいだろうって60点とか70点でスタートすると、やっぱり品質的に下がっちゃう。ものを創り出す最初は、しっかりいいものをっていうのを意識してやること。だから1人じゃなくて必ず2人の目で確認しようねってことをやってる。
ー 検査機をどのように取り入れていますか?
人の目は見逃しというエラーがあるから。印刷の時でも刷り始めは人の目で見る、人の目で見たものを機械で検査をかけて、間違いないよねってダブルチェックで判断する。そのあと印刷機内のデリバリーカメラのチェックでも合格は出てるんだけど、ワンパレットごとにスタートと終わりの印刷物を検査することで、不良の流出を防ぐのと同時にワンパレット内の品質も保証している。特に今一番新しい印刷機は良品と不良品を自動で振り分けて排出してくれるから、ヒューマンエラーが起きて不良品が混ざることがなくなって、そこはお客様の安心にもつながると思う。
ー あなたにとって箱とはなんですか?
箱とは( 大信の全技術が入った、自分たちの気持ちのこもったひとつの製品 )だよね。商品の一部とか言われるけど、我々にとっては全魂を込めた一つの作品。価値がつくものだから、気持ちは乗せないとダメだよねって話には現場でもよくなる。自分が買うときにやっぱり選ぶのって、キレイな箱と汚い箱だったらキレイな箱だから、いいものを作っていこうという気持ちはみんな持って仕事はしてるかな。
FSC®︎(Forest Stewardship Council®)
2014年5月取得。FSC®認証マークを印刷物に表示することで、国際的な規格をもとに、適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や、その他適 切な森林資源の使用につながる原材料を使用した製品であることを、消費者の目に見える形で表示することができます。
ISO9001
2000年7月取得。ISO9001認証を取得した企業は、品質に関して国際標準に基づいた品質管理が行われていることを証明できます。パッケージは作業工程の多さゆえにさまざまな不良が発生する可能性があり、それだけに徹底した品質管理が必要となります。
今後もシステムの活用と、品質会議による意識の向上を図り、クレームの少ない製品づくりに取り組んでまいります。
Japan Color(ジャパンカラー)
2023年12月取得。「Japan Color(ジャパンカラー)」とは、日本のオフセット印刷業界において広く採用されている、ISO国際標準に準拠した印刷色の標準規格です。
CMYK値を基準として特定の色を定義し、印刷時の色の一貫性を保っています。大信印刷は「Japan Color」標準印刷の認証取得工場として登録されています。
エコステージ
2003年8月取得。エコステージとはISO14001を基に開発された環境マネジメントシステムです。大信印刷では環境に関する取り組みの一つとして、このシステムを基に
①廃棄物の削減、②資源の有効活用、③省エネルギー活動の定着、④廃棄物処理の適正化を目的とした業務改善を行っています。
全印工連CSR ワンスター
2019年3月認定。CSRは企業が経済的利益を追求するだけでなく、社会や環境に対しても責任を持つことを意味します。大信印刷では環境保護をはじめとする、CSRに基づいた取り組みを行っています。
SDGs
大信印刷株式会社は「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、SDGsの達成に向けた取組みを行なっていくことを宣言します。
確かなデザイン、確かな品質
企画から納品まで、自社内で一貫したワンストッププロダクトを通じて、お客様の期待以上の付加価値を創造すると共に、確かな品質を実現することにより、持続可能な経済成長に貢献してまいります。
■具体的な取組み ・ ISO9001 ・ ワンストップ生産体制
廃棄されないパッケージ
確かなデザインと品質により、廃棄されないパッケージを創造し、包装資材の廃棄を削減すると共に、適切に管理された森林資源(FSC認証紙)の利用を推奨し、限りある地球資源の保全に貢献してまいります。
■具体的な取組み ・廃棄されないパッケージの開発 ・ FSC認証紙の推奨
ダイバーシティ
人材の多様性を追求し、性差による役割分担にとらわれず、誰もが平等に自分が望む生き方ができる環境を整えると共に、当社で働く全ての方々が、健康で幸福な未来を実現できるよう、様々な働き方を模索し実現してまいります。
■具体的な取組み ・ ISO9001 ・ ワンストップ生産体制
不正なき社会
全ての社員が、正しい倫理感をもち、コンプライアンスの遵守を徹底すると共に、あらゆる法規制等の要求事項を正確に把握することにより、不正のない社会の実現に貢献してまいります。
■具体的な取組み ・コンプライアンス教育の実施
・ 法規制の正しい理解 ・ CSRワンスター認定企業