2025/10/31

箱作りの手引き

リード文


パッケージの設計・デザインを行う企画室から、印刷・抜き・貼りを行う

工場まで、大信印刷には箱づくりに必要な設備がすべて整っています。

専門部署とすぐに相談や連携ができることで、迅速なご対応ときめ細やかな

ご提案を実現します。




1.目的の確認
1.目的の確認
2.紙の種類・厚み
2.紙の種類・厚み
3.箱の形状
3.箱の形状
4.デザイン・表面加工
4.デザイン・表面加工
5.印 刷
5.印 刷
6.抜 き(トムソン)
6.抜 き(トムソン)
7.貼 り
7.貼 り
8.完 成
8.完 成







箱の中に何を入れるのか、重量はどのくらいか。
その箱は小売り用なのか、ギフト用なのか。 ロットはどのくらいか。
様々な条件をヒアリングし、箱の方向性を決定します。





中身の重量や、箱のイメージに合わせて紙を選びます。

厚紙(板紙)

表が白色で裏は灰色の「コートボール」、表も裏も白色の「カードB、カードA」表面にツヤがあり滑らかな加工がされた「コート紙」、コートされておらず紙本来の風合いを楽しめる「ノーコート紙」などがあります。厚みも様々ですが、パッケージでは310g、350gの用紙を使うことが多いです。



段ボール

緩衝材としての効果が期待でき、外部からの衝撃に強いため、流通用の「外装カートン」として多く使用されます。また、印刷した厚紙と段ボールを貼り合わせた箱のことを「段ボール美粧箱」と呼びます。段ボールにも厚みが5〜6種類程あり、用途が異なります。





中に入れる商品をお借りしたり、寸法をお伺いして設計を行います。
形状が決まったら、ホワイトダミーと呼ばれる箱の形状見本をお作りし実際に商品を入れるなどしてサイズや強度をご確認いただきます。

キャラメル箱


一番スタンダードでコストを抑えられる形状です。
縦置きにも横置きにもでき、
デザインや陳列方法の幅も広がります。

ジゴク底箱


キャラメル箱同様、底部分に糊付けがないため
コストを抑えられる形状ですが
底を組み上げるためキャラメル箱よりも
抜けにくくなります。




ワンタッチ箱


底部分が糊付けされており、
ジゴク底よりも底の強度が上がります。
本体を起こすと同時に底も組み上げられるので、
作業性を重視する場合にお勧めです。

身フタ箱


主にギフト箱などに使われる形状で、身箱に額をつ
けるとより高級感を演出することができます。
商品が動かないよう、身箱の中に商品に合わせた仕
切りを入れることもあります。




N式


身フタが一体型になった貼りのない形状で、箱の正
面を180度折り込んで組み立てます。
 メール便等、薄い箱に向いており、段ボールを使
用することも多くあります。

ブック式


組み立てると本のような形状になることから、
ブック式と呼ばれます。
 N式同様、身フタが一体型の箱ですが、ブック式
は貼りがあり、フタは紙が2重になるので、高級感
のある仕上がりになります。









デザインは入稿いただくことも、弊社で作成することも可能です。
また商品のイメージやご予算に合わせて、
印刷の上に施す加工を決定します。



ニス/マットニス


最もスタンダードな表面加工で、
ツヤとマットの2種類があります。
印刷のこすれを防止するためにもかけることを
推奨しています。

PP/マットPP


表面にフィルムを貼る加工で、ニスよりもツヤ感や
マット感が強く、耐磨性も高くなります。
あらかじめ箱に穴を空けてからPPを施すと、
中の商品が見える窓付きのパッケージになります。




箔押し


凸版と呼ばれる版を作成し、
熱を使って金属箔を紙に転写する加工です。
ロゴなどのワンポイントに使用することで、高級感
を格段に上げることができます。

疑似エンボス


ハジキニスとUVクリアという2種類の加工を施すことで、紙の表面に凹凸を作る技術です。凹凸部分とツヤ部分の差によって、細かな模様を表現することができます。またUVクリアは耐摩性が非常に高い加工のため、疑似エンボスでも同様の効果を得ることができます。




プレスコート


アクリル樹脂を印刷面に塗布し、熱と圧力をかけることで、光沢感と耐久性をもたせることができます。またスポットプレスを使用することで、部分的にプレスコートを抜くことができ、賞味期限の印字やノートの記名部分に使用されます。

エンボス加工


前面に柄の彫刻が施されたエンボスロールに通すことで、紙全体に模様を施す「ロールエンボス加工」と、ロゴなどの目立たせたい一部分にだけ立体感を与える「浮き出し加工」があります。









パッケージといえば立体のものが多いですが、
はじめは平らな用紙にデザインを印刷するところから始まります。




UVオフセット印刷

凹凸のない版を使用してUVインキを転写させ、紫外線を照射することでインキを速乾・硬化させる印刷方法です。
表面に強度が出るため、耐候性・耐摩性も高くなります。
大量生産向きの印刷方法で、繊細な色やデザインの表現にも優れています。




フレキソ印刷

凸版印刷の一種で、樹脂版にインキをつけて印刷する方法です。
段ボールや紙袋、布などへの印刷に多く用いられるように、ベタ印刷を得意とします。
主に水性インキを使用するため、環境に配慮した印刷方法とも言えます。





オンデマンド印刷

版を使わず、デジタルデータを直接印刷する方法です。
色の調整ができないため、色味が安定しなかったりと細かい図案には不向きですが製版が必要ないため、小ロットでもコストを抑えて印刷することができることが最大のメリットです。







印刷が終わった用紙を「木型」と呼ばれる抜き型を使って、
箱の形に打ち抜いていく作業です。
ケイ線と呼ばれる箱の折り筋や、ミシン目やジッパーなども
ここで入れていきます。





箱として組み立てるために必要な個所に、機械で糊付けをしていきます。
③でご紹介したように箱の形状は様々。
その形状に合わせて、貼りの箇所や機械、コストも変動していきます。










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