2026/07/09
【箱のあれこれ】箱の形状②
【箱のあれこれ】では箱づくりの基礎知識から、大信印刷のオリジナル形状まで、とにかく印刷に関することをお届けするページです。
2026.07.09
箱のあれこれ #08
箱の形状②
こんにちは!Oです。
梅雨で連日雨が続いていますね。
湿気の多い季節は、眠くなったり体がだるくなったり、くせっ毛の方は髪がうねってしまったりと様々なお悩みが発生するかと思います。
実はジメジメとした湿気は、人間だけでなく紙にとっても天敵の存在。
湿度が高すぎると紙が波打ったり、逆に乾燥しすぎていると紙が反ったりしてしまうことがあります。
パッケージの品質にも関わるため、大信印刷の印刷部門では紙にとって“ちょうどいい”温度・湿度を目指して、常に工場内の空調管理を大切にしています!
さて、今回の「箱のあれこれ」は、箱の形状の紹介・第2弾です。
前回の第1弾では、汎用性が高く、とてもメジャーな箱の形状である「キャラメル箱」「ジゴク底箱」「ワンタッチ箱」の3種類をご紹介しました。
今回はもう少し踏み込んで、「高級感のあるギフト箱を作りたい!」「メール便で送れるような箱ってないかな?」「オシャレでトレンドの形状を求む!」といった様々な場面に対して、ピッタリな箱の形状を3種類ご紹介いたします。
身フタ箱
身フタ箱は、商品を入れる身箱にフタをかぶせる形状で、別名では「C式箱」や「ギフト箱」とも言います。別名の通り、お中元やお歳暮などの贈答用(ギフト)の箱によく使われる形状です。
紙を内側に折り込んで組み立てるため、側面の紙が二重になり紙の断面が見えず美粧性が高いのがポイントです。また、身箱にフタをかぶせると側面の紙は四重になるため、手に取った際の重厚感はダントツです。
さらに、身箱に額縁を付けるとより高級感をアップさせることができます。
身箱とフタに分かれているため組み立てに少し時間はかかりますが、もらった時の高級感や、フタを開けた時にズラッと並んだ商品が目に入ってくるワクワク感などの魅力に溢れた、とても人気のある形状の箱です。
大量生産したい場合などには、箱の両サイドを機械で貼ることで作業量を減らすこともできますよ。
N式
N式は、フタと身が一体型になっていて、かつ貼り加工のない形状の箱です。身箱の★の部分を組んで使用します。
高さを低くすることが可能な形状のため、乾麺や佃煮などの薄い食品を入れたり、メール便で発送したりするのに最適な箱です。ダンボールで作られているものもよくあります。
身フタ箱と同じく貼り加工がなく、さらに身フタ箱よりも使う紙の面積が少なくなることが多いため、コストを抑えることが可能です。
また、フタを組む必要がないため、組み立て時間は身フタ箱より短くなります。
ギフト用の箱を作る際、高級感をより求める場合には身フタ箱、コストを抑えたり組み立てやすくしたりする場合にはN式箱、といった使い分けがオススメです。
ブック式
まるでハードカバー本の表紙のように、フタを開くことができる「ブック式」。
貼箱で人気のある形状を、トムソン箱でも作ることが可能です。
N式と同じ身フタ一体式ですが、額縁付きのかっちりとした身箱と、二重に折り畳んだ重厚感のあるフタにより、高級感がたっぷりとあります。
また、ブック式の最大の推しポイントは、フタの内側にも印刷が可能なこと。商品やブランドの説明を大きく載せることができます。
本で言うと背表紙にあたる部分を、丸く孤を描く形にすれば、さらに本の見た目に近付けることもできますよ。
特殊な貼り加工のためコストは少しかかりますが、世界観を大切にしたい商品や、キャラクター・作品とのコラボ商品などにイチオシの形状です。
箱の形状を第一弾・第二弾とご紹介しましたが、まだまだ箱の形状はたくさんあります!
「こんな形の箱は出来る?」「こんな感じのコンセプトに適した形状はない?」などなど、ご相談をお待ちしております!