2026/09/11

【箱のあれこれ】表面加工②

【箱のあれこれ】では箱づくりの基礎知識から、大信印刷のオリジナル形状まで、とにかく印刷に関することをお届けするページです。

2026.09.11




箱のあれこれ #10

表面加工②



こんにちは!Oです。

「箱のあれこれ」が第10回を迎えました。
箱づくりの基礎知識から、大信印刷のオリジナル形状まで、パッケージに関するさまざまな情報をお届けしているこのシリーズ。みなさまに楽しんでいただけていますでしょうか?

この記事を書いている私自身も、日々さまざまな箱に出会う中で、「そうだったのか!」と新たな発見や学びを得ています。そんな経験を重ねるたびに、箱の奥深さやおもしろさを改めて実感しています。

これからも箱の魅力や印刷会社ならではの楽しさを、みなさまにお伝えできるよう記事を更新していきますので、お楽しみいただければ幸いです!

さて、今回の「箱のあれこれ」は、パッケージの表面加工のご紹介・第2弾です。

前回は

・UV OPニス
・プレスコート
・グロスPP
・UVコート

の4つのツヤを出す加工をご紹介しました。

それに対して今回は、「マットな加工」にスポットを当ててご紹介していきます!

UV マットOPニス
左:UV OPニス 右:UV マットOPニス
左:UV OPニス 右:UV マットOPニス

UV OPニスと同じくUV(紫外線)で硬化するニスですが、ツヤ感のあるUV OPニスと違い、マットな見た目になるのがUVマットOPニスです。

2つを呼び分けるために、単純に「ニス・マットニス」や「グロスニス・マットニス」などと呼ばれることもあります。

オフセット印刷機の工程内で印刷とあわせて加工できるため、コストを抑えることが可能です。

自然なマット感により、落ち着いた上品な印象を演出できるため、洋菓子やお土産品の箱などを中心に、近年多くのパッケージに採用されています。

「マット感は欲しいけれど、コストはできるだけ抑えたい」という場合におすすめの加工です。

ちなみに、大信印刷のマットニスは、マット感の効きがいいとの評判です!

マットPP
左:UV マットOPニス 右:マットPP
左:UV マットOPニス 右:マットPP

印刷物の表面にマットなフィルムを貼り付ける加工です。

見た目はマットニスよりもマット感が強く、高級感を演出することができます。

マットニスよりもコストはかかりますが、化粧品などの高級な商品にぴったりの加工です。上の写真のように箔押しと組み合わせると、高級感がより引き立ちます。

同じフィルムを貼り付けるグロスPPと比較した場合は、売り場などで目立たせたい商品にはツヤ感のあるグロスPP加工、上品で落ち着いた雰囲気を演出したい商品には艶消しのマットPP加工、といった使い分けがおすすめです。

Jスクラッチ


左:マットPP 右:Jスクラッチ
左:マットPP 右:Jスクラッチ

マットPP加工と同じく、印刷物の表面にフィルムを貼り付ける加工です。

JスクラッチはマットPPよりもキズが付きにくい特性を持ったフィルムで、見た目や手触りはマットPPとよく似ています。

上の写真は、箱の上部を爪でひっかいて比較したものです。マットPPにはキズが見えるのに対し、Jスクラッチはほとんどキズが目立ちません。

コストはマットPPよりもやや高くなりますが、「マットPPの高級感はほしいけれど、キズを目立たせたくない…」という場合におすすめの加工です。

ベルベットPP


ベルベットPP加工は、印刷物の表面に特殊なフィルムを貼り付ける加工です。

マットPPと比較すると、光の反射がより少なく、色味も深く見えるため、より重厚感のある高級な印象を演出することができます。

また、その名の通り、まるでベルベット生地のようなしっとりとした滑らかな手触りが特長です(個人的には、ずっと触っていたくなるほど気持ちの良い手触りです)。

コストはマットPPよりも高くなりますが、より高級感を求める商品や、手触りの印象も重視されるパッケージにおすすめの加工です。


最後に、前回ご紹介した「ツヤ加工」と今回ご紹介した「マット加工」の特徴を、表にまとめてみました。

「自社商品にはどの加工が合うのだろう?」

と悩まれる場合には、ぜひお気軽に大信印刷までご相談ください。商品やパッケージのイメージに合わせて、ピッタリの加工をご提案させていただきます!

次回は表面加工・第3弾として、機能性に特化した表面加工や、美粧性により優れた表面加工、今までご紹介してきた表面加工を掛け合わせた応用編などをご紹介します!

ぜひお楽しみに♪



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